セットアップ
WSLのインストール
もしインストールしたことがなければ、PowerShellを管理者モードで開いて、下記コマンドを実行後、PCを再起動するとWSL機能が有効になる。
> wsl --install
上記コマンド実行後、ヘルプが表示された場合は既に機能が有効になっている。
WSLのアップデート
その後、念のため下記コマンドでアップデートする。
> wsl --update
指定したディストリビューションのインストール
次のコマンドでディストリビューションを指定してインストールする。
> wsl --install -d <ディストリビューション名>
今回はRedHat系のOracleLinuxをインストールする。
> wsl --install -d OracleLinux_8_5
インストール後のユーザ名
次の画像のようにユーザ名の入力を促されるので、任意のユーザ名を入力する。
ユーザ名のパスワードを設定
次の画像のように入力したユーザ名に対するパスワードの入力を促されるので、任意のパスワードを入力する。
Tips
インストールしたディストリがWSL1なのかWSL2なのかを確認
> wsl -l -v
指定したディストリをWSL2に変更する
> wsl --set-version <ディストリビューション名> 2
規定のディストリでターミナルを起動する
> wsl
指定のディストリでターミナルを起動する
> wsl -d <ディストリ名>
指定したディストリを規定に設定する
> wsl -s <ディストリ名>
規定のディストリのターミナルを起動せずにコマンドを実行し、結果を知りたい場合には次の書式で利用する
> wsl <コマンド>
実行されている全てのディストリとWSL2軽量ユーティリティ仮想マシンを直ちに終了する
> wsl --shutdown
ディストリが保存されるフォルダをWindowsのエクスプローラから確認する
\\wsl$\
上記パスへエクスプローラでアクセスすれば良い。