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WinSrv2008R2でWSUSサーバ

2017-05-16 2017-05-24

目的

Windows Server 2008R2にWSUSサーバを構築する。

 

前提

WinSrv2012R2でWSUSサーバのページに目を通しておくとわかりやすい。
WindowsUpdate、ネットワーク周りの設定等は終わっているとする。
WINSサーバは構築していない。
(何もしなくてもコンピュータ名・NetBios名でpingが通っている状態だった。)
インターネットに繋がっている必要がある。

インストール

「サーバーマネージャー」→「役割」
→「役割の追加」をクリック
→「開始する前に」画面で「次へ」をクリック
→「サーバーの役割の選択」画面で「Windows Server Update Services」を選択
→「役割の追加ウィザード」画面で「必要な役割サービスを追加」をクリック
→「サーバーの役割の選択」画面に戻るので、「次へ」をクリック
→「Webサーバー(IIS)」画面で「次へ」をクリック
→「役割サービスの選択」画面で「次へ」をクリック
→「Windows Server Update Services」画面で「次へ」をクリック
→「インストールオプションの確認」画面で「インストール」をクリック
→「Windows Server Update Services 3.0 SP2 セットアップ ウィザード」画面が表示されるので、「次へ」をクリック
→「使用許諾契約」画面で同意して「次へ」をクリック
→「管理UIを使用するために必要なコンポーネント」画面で「Microsoft Report Viewer 2008再配布可能」がインストールされていないと出るが、そのまま「次へ」をクリック
→「更新元の選択」画面で「更新プログラムをローカルに保存する」にチェックを入れた状態で「次へ」をクリック
→「データベースのオプション」画面で「このコンピュータにWindows Internal Databaseをインストールする」にチェックを入れた状態で「次へ」をクリック
→「Webサイトの選択」画面で「既にある、規定のWebサイトを使用する」にチェックを入れた状態で「次へ」をクリック
→「Windows Server Update Services 3.0 SP2 をインストールする準備ができました」画面で「次へ」をクリック
→完了したら「完了」をクリック

設定

「Windows Server Update Services 設定ウィザード」の「はじめに」画面で「次へ」をクリック
→「Microsoft Update 向上プログラムにご参加ください」画面で「次へ」をクリック
→「アップストリームサーバーの選択」画面で「Microsoft Updateから同期する」にチェックを入れた状態で「次へ」をクリック
→「プロキシサーバーの指定」画面で「次へ」をクリック
→「アップストリームサーバーに接続」画面で「接続の開始」をクリック
→完了したら「次へ」をクリック
→「言語の選択」画面で「日本語」だけが選択されている状態で、「次へ」をクリック
→「更新する製品」画面で製品を選択して「次へ」をクリック
→「クラスの選択」画面で分類を選択して「次へ」をクリック
→「同期スケジュールの設定」画面で「次へ」をクリック
→「終了」画面で「初期同期を開始します」のチェックを外して「完了」をクリック

WSUS自体の更新プログラムのインストール

WSUSのバージョンを確認したら「3.2.7600.226」なので、
https://blogs.technet.microsoft.com/jpwsus/2016/02/16/wsus-18/
を参考に、更新プログラムをインストールしていく。
更新プログラムのインストーラーのファイル名は
「WSUS-KB2938066-amd64.exe」だった。
更新プログラムをインストール後、再起動したら反映される。
更新プログラムインストール後のバージョンは「3.2.7600.274」だった。

最終確認

製品と分類を選択して、同期済みで、更新プログラムを承認済みで、
更新プログラムのダウンロードが完了したことを確認したら、
http://サーバ名:ポート番号
にアクセスできることを確認する。
http://サーバ名:ポート番号/selfupdate/wuident.cab
にアクセスできることも確認する。

クライアントの設定

ファイル名を指定して実行で「gpedit.msc」と入力
→「コンピュータの構成」→「管理用テンプレート」
→「Windows Update」→「イントラネットのMicrosoft更新サービスの場所を指定する」を右クリック→「編集」→「有効」にチェックを入れる
→オプションの「更新を検出するためのイントラネットの更新サービスを設定する」に「http://IPアドレス or コンピュータ名:80」と入力(ポート番号はWSUSの管理画面で確認できる)
→「イントラネット統計サーバーの設定」に「http://IPアドレス or コンピュータ名:80」と入力
→完了

後はそのままクライアント側でWindowsUpdateを実行すれば良い。
できた。
先にIISを単体でインストールしておけば、IISマネージャーを使うことができる。
次からは念のためにIISからインストールするようにする。
今回はIISマネージャーで特に設定せずにWSUSサーバを構築できたので、
もしかするとIISマネージャーは必要無いのかもしれない。

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